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このブログは生長の家の真理普及のために運営していますが、内容や発言はすべて私個人に責任があります。宗教法人「生長の家」の公式見解ではありませんので、予めご了承ください。 ご不明な点は、shingonsni@gmail.com までお問い合わせください。   (ブログ開設日:平成21年9月15日)
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熱戦が繰り広げられたサッカーのワールドカップ南アフリカ大会。(もう古い話題ですが)

以前から、ヨーロッパでは、オランダとスペインを応援していた私にとって、決勝の「スペイン対オランダ戦」は、まさに夢のような対戦カードでした。

日本人にとって、体格的にほとんど変わらない、小柄な選手(身長170センチメートル台)が多いスペイン代表の選手が、ワールドカップ優勝国として、普段は各国の強豪チームで、まさに「ワールドクラス」に活躍している姿を見ると、日本のサッカーのこれからにも大いに希望を感じました。

何でも、先発出場の選手の平均身長を見ると、日本人選手が179センチメートル、スペイン人選手が176センチメートルと、日本人の方が背が高いそうです。

大会の前後には、日本人選手が数名、ヨーロッパの強豪チーム等に移籍するなど、今後の日本サッカーのレベルアップへの期待を感じさせられます。

ここからが本題となりますが、スペイン代表として優勝に大きく貢献した、セルヒオ・ラモス選手のことを紹介します。

ラモス選手のことをご存じない方が多いと思いますが、今回のワールドカップで、スペイン代表の不動の右サイドバックとして、長髪をなびかせながら、右サイドを幾度となくオーバーラップし、チャンスを作り出していた選手です。

なぜかいつも「ニコニコしながら」プレーしているのが印象的で、爽やかな笑顔が非常に印象的でした。

まさに、陽気な「ラテン系」といった感じの選手です。

このラモス選手ですが、ワールドカップの終了後、数日しか経っていないのにも関わらず、ユニセフの慈善活動の一環として、アフリカのセネガルを訪問していたそうです。

本来ならば、ゆっくりと静養するか、優勝に貢献した選手としてパーティーにでも参加したいところです。

ラモス選手は、このような慈善活動を、世界の貧しい国の子どもたちに「夢と勇気」を与えたくて行っているそうです。

ラモス選手は、次のように話しています。

「私の夢がふたつ叶ったんです。ワールドカップで優勝したこと。

そして、アフリカに来て、子どもたちと触れ合えたことです」


ラモス選手は、実際にセネガルに赴いて、貧困の中、医療設備も満足に整っていない地域に住んでいる子どもたちとの触れあいを通して、次のように感じたそうです。

「こうした子どもたちに会って、子どもたちが暮らしている環境を目にしてから、私たちが持っているものの中には、なくてはならないものもあるし、全く必要のないものもあるということに気がつきました」

ラモス選手は、「なくてはならないもの」のひとつとして「教育」をあげています。
 
ラモス選手は「全く必要のないもの」については、具体的に言及していませんが、おそらく、物質的に過度に満たされ、さらに物資的な豊かさを追い求めようとしている、吾々先進国の人間の生活のことが言いたいのではないかと感じました。

ラモス選手は、セネガルで行われたサッカーの子どもの大会にゲストとして参加し、サッカーを通して、地元の子どもたちとの交流を深めました。

ラモス選手は、次のように話しています。

「私は、とても質素な家庭で育ちました。

子どものころ、いつかワールドカップで優勝することが夢でした。

子どもたちに、夢を持ち続けること、その夢に向かって歩き続けることを伝えたいです。

学校に行って、一生懸命勉強して、『決してそんなことはできない』と言わないこと。

夢は叶えられるのだから」


ラモス選手の高い志に、私は感動しました。

吾々は日々生活を営んでいく中で、先進国の人間の「恵まれた」生活が「当たり前」のように感じがちです。

しかし、世界に目を向ければ、今こうしている時にも、まだまだ貧困や困難の中で生きている人がたくさんいるのです。

吾々先進国の人間は、このような世界の現実に目を向け、思いを寄せることが必要であると感じます。

そして、どんな些細なことでもいいので、日常の中で、吾々が個々に出来ることに取り組んでいくことが大切だと思います。

ラモス選手の生き方を通して、強く感じました。

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私のツイッターに、今年3月19日付で、次のような記事(2回にわたって)を書きました(原文のまま)。

サッカーのヨーロッパCLの決勝トーナメントで、日本人初ゴールと8強進出を決めた、本田圭佑選手(ロシア・CSKAモスクワ)。
私も、彼が高校生の頃から注目していた期待の選手です。
「日本人初」をやたらと強調する、マスコミの報道とは裏腹に、試合後の本田選手の言葉が何とも言えません。

「日本人初とか興味がありません。僕が目指しているところははるか上なんで・・・」
聞きようによっては、生意気な発言に聞こえるかも知れませんが、私はそうは思いません。
彼の現状に満足することなく、常に「高み」「はるか上」を目指す姿勢を見習いたいと感じました。

この発言にも現れているように、本田選手は自分の「理想」「夢」「目標」「将来の姿」・・・といったものを、強くイメージし自覚し、このような「高み」を常に意識して生きているのです。

このような「高み」を基準に、この「高み」から「現在の自分」を見ながら、生きているのです。

本田選手は私よりも一回りは年下ですが、その生き方に非常に関心しました。

このような生き方をしている本田選手ですから、私自身、先日のワールドカップで活躍した姿には、「彼なら当然だろう!」と思いました。

サッカー選手に限りませんが、いちやく「時の人」になっても、現状に「ちわほや」されたりして自分を見失い、その後「ただの選手」になってしまった「将来を期待された選手」が数多くいます。

しかし、本田選手のように、常に自分の「高み」を意識し自覚していき、その「高み」から現在の自分を見るような生き方をしていけば、現状や目先のことに「埋没」してしまうことなく、常に「謙虚」に、自分自身をずっと高め、精進していけるような生き方が出来るのではないか・・・と、本田選手の生き方から感じました。

本田選手は、ワールドカップの後、帰国し、小学校や中学校、高校など、自分の母校を回り、子供たちや若者たちに「夢を持つことの大切さ」や「あきらめないことの大切さ」などを語って回ったそうです。

当然のことながら、本田選手の元には、テレビなどへのたくさんの出演依頼が殺到した(非常に「好条件」のものもあったらしい)そうですが、それらをすべて断り、「(おそらく)無償で」自分よりも若い人たちを「激励」することの方を優先させたのです。

このような行為を見て、私は「とんでもなく凄い若者だ!」と、本田選手に対して、尊敬の念さえ感じました。

本田選手は、「銀河系軍団」と言われる、スペインのレアル・マドリッドに入団して活躍し、エースナンバーの10番を付けることが「夢」「目標」だとのこと。

本田選手のこれからに、大いに期待したいです。


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先日のサッカー・ワ-ルドカップで、日本代表の「エース」となった本田圭佑選手(CSKAモスクワ所属)。

私にとって、彼が高校生の時(おそらく高校3年生の冬の高校選手権の頃です)から目を付けていた選手だけに、ワールドカップでの活躍は非常に嬉しく感じました。

このように、「時の人」である本田選手ですが、現在の活躍の背後にはさまざまな「苦労」があったのです。

本田選手は大阪の出身で、中学時代にはガンバのジュニアユースに所属していました。

プロを目指す以上、そのままガンバのユースチームに上がりたいところですが、実は、本田選手は、ユースに「昇格」できなかったのです。

その後の活躍を考えれば、非常に意外です。

しかし、ここからが本田選手の凄いところ。

なんと彼は、自分自身を「厳しい」環境に置くために、親元を離れ、石川県の星陵高校に進学したのです。

中学から高校に進学する時期と言えば、まだまだ親元で暮らすのが当たり前の年齢です。

さすがは「志の高い」本田選手は凄いと思います。

その後、本田選手は、高校を卒業し、名古屋グランパスに入団しました。

入団するにあたり、本田選手がグランパスと交わした契約条件には、次のようなものがあったそうです。

(私の記憶に間違いがなければ)
「海外チームからのオファーが来たら、移籍を認める」
「オフ中にサッカーの海外への短期留学を認める」

このように、プロになる段階で、すでに「先」を見据えていました。

本田選手は、「海外留学」については、実際にオランダに短期留学して、練習に参加し、現地チームに「アピール」する機会を作っていました。

その後、本田選手は、2008年にオランダ一部リーグのVVVフェンロへの移籍を果たすなど、「念願」を果たしました。

当時、このような報道を見ていて、「自分のビジョンを掲げ、それに従って歩んでいくなんて、凄い若者だ!」と、私自身、本田選手が自らの「ビジョン」を確実に実行している姿に、正直、非常に感心しました。

ところが、本田選手の活躍にも関わらず、2007-2008年のシーズンの成績で、本田選手の所属するVVVフェンロは、オランダの2部リーグに降格することになってしまったのです。

本田選手は、(たしか)ワールドカップ前のインタビューで「僕のサッカーのキャリアの中で、2部リーグでプレーするなんて、考えてもいなかった。この“どん底”からどうやって這い上がっていったらいいんだと思った」といった趣旨のことを話しているぐらいですから、よほどショックだったと思います。

しかし、本田選手は、2部リーグという、スカウトがほとんど見に来てくれそうもないような環境の中で、「自分をアピールするには、とにかく点を取るしかない!」と考え、これまでのような「パサーとしてのプレースタイル」から、現在のような「点を取りに行くプレースタイル」に変えていったそうです。

また、2008年の北京オリンピックでは、サッカーの日本代表は、吾々が期待するほどの結果を残せないまま終了しました。

当然、本田選手にとっても非常に不本意な結果であったそうです。

しかし、最近のマスコミへのインタビューによると、このときの「悔しい経験」が、オランダ2部リーグ落ちと合わせて、本田選手にとって、これまでの自分自身を大きく変える「きっかけ」となったとのことです。

改めて、自分の「境遇」をどのようにとらえるのか、その「境遇」の中でいかに生きるのか、「結果」をどのようなものとしてとらえるのか、その「結果」を受けて、その後、どのように生きるかの方が大切であることを感じます。

(以下、次号に続く)

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先日、あるテレビを見ていたら、上村愛子選手のお母さんの話が出ていました。

上村愛子選手は、ご存知のように、日本を代表する、モーグルの選手です。

私は、テレビ等で、たまにモーグルなどの競技を観て、いつも思うことは、「神技だな!」ということです。

「あんなこと、よくできるな!」というのが正直なところです。

一歩、間違えば、大怪我をしてしまいます。

実は、モーグルというスポーツは、派手で華やかに見えますが、選手にとっては「恐怖」との戦いという面もあるとのこと。

少し意外でした。

私は、「恐怖」など克服しているから、あんな“神技”にしか見えない、競技をしているのだと思っていました。

そんな競技をする、娘を持ったお母さんの台詞です。

「優勝なんかしなくていいから、競技を無事に終えて欲しい!」

勝敗がどうこうということよりも、むしろわが子に怪我などがないことの方を、心から願っているということです。

私は、当然、「わが子が活躍し優勝して欲しい」と思っているのだろうと、月並みなことを考えていました。

もちろん、わが子にいい結果を出して欲しいという気持ちが、全くないわけではないでしょう。

でも、スポーツの試合や学校の成績等の結果がいかにあろうとも、「子どもが無事であること」 「真に子どものためになること」・・・を、本当の意味で願う、それが親の子どもへの真の愛だと思います。

本来の親というものは、子どもがいくつになっても、愛おしい存在なのです。

子どものためなら、自分の命を投げ出すことも厭わない・・・、それが、本来ある、親の子どもに対する「無我の愛」というものです。

生長の家創始者・谷口雅春先生は、『新版 希望を叶える365章』(145頁)で、次のようにお説きくださっています。

「子は親を忘れても、親は子を忘れることはない。常に慈愛の心をもって親は子を看(み)守っていて下さるのである」

娘のことを心から思う、上村選手の母親の台詞は、非常に感動的でした。

この短い台詞の中に、母親の子どもへの真の愛が表れていると感じました。

今、改めて、自分自身がいかに父や母から愛されてきたか、今でも、いかに愛されているかということを、思い起こさせてくれました。

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イアン・ソープ選手をご存知でしょうか?

今は引退しているので、「覚えていますか?」と言った方がいいいのかもしれません。

オーストラリア出身の水泳選手です。

わずか10代半ばでオリンピックに出場し、シドニーオリンピックとアテネオリンピックの両オリンピックで、数々のメダルを獲得しました。

世界水泳選手権でも、通算11個の金メダルを獲得した、まさに“怪物” “超天才”・・・です。

そんな彼が、現役時代に、次のような台詞を言っていたことを思い出します。

「完璧な泳ぎができたら僕は引退するよ。でもそんなことは起こらないから大丈夫!」

実は、彼は、あれほどの実績を残していたのに、まだまだ「完璧」だとは考えていなかったというのです。

普通に考えれば、ソープ選手ほどの、“ものすごい実績”がある選手なら、すでに十分に「完璧」なのでは?!と思ってしまいます。

ソープ選手は、おそらく本気で、このように思っていたのだと思います。

むしろ、彼ほどの選手だからこそ、あれだけの実績を残しても、「まだ完璧じゃない!」 「自分が追い求める、完璧と思えるような泳ぎはまだできていない!」 「完璧と思えるような泳ぎには永遠に到達できないだろう!」と考えられるのではないでしょうか?

結局、「本当に物事に全身全霊を懸け、とことんまで追求し、取り組んでいる人にとっては、やればやるほど、まだまだ自分がやれていないこと、自分が追い求めていることの奥の深さに気付くのだ」と言えるのではないでしょうか?

だからこそ、出しても出しても、「もっと出したい!」 「もっと出せるはずだ!」 「まだまだ出し切れていない!」と思うのではないでしょうか?

これはまさに、ソープ選手のような“怪物”に限らず、吾々人間の誰もに、神の子の無限力があること、「無限の、無尽蔵の才能が本来はある」ことの“証”と言えるのではないでしょうか?

逆に言えば、まだまだ十分にやっていない人ほど、「自分はやっている」と考え、とことんやっている人ほど、「まだまだ自分はやっていない」と考えるのだと言えるのではないでしょうか?

私も、常に、ソープ選手のような気持ちを、何事に対しても持ちたい、そんな生き方をしていきたいと思います。

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近藤 慎介 (こんどう のりゆき)
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性別:
男性
職業:
宗教法人「生長の家」本部職員
趣味:
自分を高めること、読書、サッカー、柔道、英語、認知科学など
自己紹介:
滋賀県出身

東京都在住

千年以上続く、真言宗(高野山真言宗)の寺院(岡山県)の家系に生まれる。

真言宗の僧侶である祖父(権大僧正)と伯父(大僧正)を持つ(ともに大阿闍梨)。

昭和前期に、父方の祖母と母方の祖父が生長の家に触れる。

母より生長の家のみ教えを伝えられ、青少年練成会(小中高生向けの合宿形式のつどい)に参加する。

大学卒業後、民間会社に勤務の後、平成18年5月に宗教法人「生長の家」本部に奉職する。

平成22年3月、本部講師を拝命、現在に至る。

平成22年7月、生長の家教修会(生長の家の学会)で、「今日の自然観(心理学の視点から)」についての発表担当を務める。


<マイツイッター>(ブログ形式)
http://twilog.org/Shingon_Sni



<人生の7つの目標>

1.自分の使命と役割を全うする

2.人間の差別を克服する

3.人類の飢餓を克服する

4.宗教・宗派間の融和を実現する
5.自然と人間との大調和を実現する

6.世界の永久平和を実現する

7.地上極楽浄土を実現する

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