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江戸幕末の偉人、吉田松陰は、そのキャラクターや行動などから、非常に激烈なイメージがあります。
(あくまでも松蔭の伝記や名言集などを読んだ上での私の印象です)

しかし、松蔭は実は人材の発掘や弟子の育成といった面でも非常に優れた人間でした。

松下村塾における松蔭の弟子の中には、当時の身分制度において身分が上下の者はもちろん、弁舌に巧みな者、行動派の者、仲間をリードするのが得意な者、交渉事が得意な者、学問のある者など、大変個性豊かであったと言います。

そんな個性派集団の松下村塾の弟子たちですが、松蔭は個々に、その長所を発見して、讃嘆したり、各々に合った役割を与えたりすることで、その才能を発掘し、引き伸ばしていたと言います。

松蔭が誰かを讃嘆する時には、心から絶賛して褒め、相手をその気にさせていたと言います。

このように、松蔭自身が人のいい面を認め、讃嘆する生き方を実践し、言葉の力と役割の付与によって、人材の発掘と弟子の育成を行っていたというのです。

例えば、明治時代になって初代の内閣総理大臣となった伊藤博文(当時は俊輔)は、頭脳の明晰さについてはごく平凡で(もちろん私から見れば、人並み外れた非凡な人物だと思いますが)、他の塾生の中には頭脳面でもっと優れていた者はいたそうです。

さらに、伊藤は、他の塾生に比べ、当時まだ若かったこともあって、荒削りな面があったそうです。

しかし、松蔭は、そんな伊藤が交渉事や根回しなどにおいて非常に秀でた才能を持っていることを見抜き、その能力を引き伸ばしたと言います。

江戸幕末や明治時代になって活躍した人物の中には、松蔭によって、その才能を開花させられ、歴史にその名を留めた人物が数多くいたのです。

このように、時代のリーダーと呼ばれる、人間の生き方や後継者の育成法などには、時代を超えて、いつの時代にも通用するものがあるんだと強く感じます。

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先日、私が列に並んで、電車の到着を待っていた時のことです。

小学校高学年ぐらいの男の子が一人、並んでいる列を無視して、スルリと列車に乗り込み、席を3名分ほど占領して座ってしまいました。

私は電車では、「座らない主義」ですが、少年の「身のこなしぶり」に、次のように思いました。

「躾のなってない子だな! 親の顔が見てみたいな!」

しかし、(表現は悪いですが)「このご時世」では、注意するわけにもいきません。

私は「いけない」とは思いつつ、見て見ぬふりをしました。

すると、大きな声で、その子を注意する一人の女性がいました。

「あなたは中学生にもなって、こんなことをするなんて、お母さん、恥ずかしいは!

列に並ばないで、席を取るなんて!

きちんと“社会のルール”を守りなさい!・・・」

どうやら、少年のお母さんのようです。

少年のお母さんは、数分間にわたり、人目も憚らず注意していました。

私は親子の方をできるだけ見ないようにしましたが、どうやら小学生の妹さんも一緒のようです。

ちょうど夏休みに入って、親子3人でどこかに出かけていたのでしょう!

私が思うに、少年としては、お母さんと妹さんのために、何としても「3つの席」を確保したかったのでしょう!

しかし、わが子の「将来」のことを考え、きちんと息子さんのことを注意した、お母さんには感心しました。

おそらく、周囲にいた大人たちも、同じような思いだったと思います。

当の少年も、お母さんから注意されて、一言も言い返すことなく、粛々と聞いていました。

私は「この少年は、今回のことで、今後はお父さんやお母さんを悲しませないような「立派な子」に、きっとなるだろうな!」と思いました。


※この記事は、私のツイッターの「3つのツイート」を元に、お幅に加筆して作成しました。

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プロフィール
HN:
近藤 慎介 (こんどう のりゆき)
HP:
性別:
男性
職業:
宗教法人「生長の家」本部職員
趣味:
自分を高めること、読書、サッカー、柔道、英語、認知科学など
自己紹介:
滋賀県出身

東京都在住

千年以上続く、真言宗(高野山真言宗)の寺院(岡山県)の家系に生まれる。

真言宗の僧侶である祖父(権大僧正)と伯父(大僧正)を持つ(ともに大阿闍梨)。

昭和前期に、父方の祖母と母方の祖父が生長の家に触れる。

母より生長の家のみ教えを伝えられ、青少年練成会(小中高生向けの合宿形式のつどい)に参加する。

大学卒業後、民間会社に勤務の後、平成18年5月に宗教法人「生長の家」本部に奉職する。

平成22年3月、本部講師を拝命、現在に至る。

平成22年7月、生長の家教修会(生長の家の学会)で、「今日の自然観(心理学の視点から)」についての発表担当を務める。


<マイツイッター>(ブログ形式)
http://twilog.org/Shingon_Sni



<人生の7つの目標>

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3.人類の飢餓を克服する

4.宗教・宗派間の融和を実現する
5.自然と人間との大調和を実現する

6.世界の永久平和を実現する

7.地上極楽浄土を実現する

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