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このブログは生長の家の真理普及のために運営していますが、内容や発言はすべて私個人に責任があります。宗教法人「生長の家」の公式見解ではありませんので、予めご了承ください。 ご不明な点は、shingonsni@gmail.com までお問い合わせください。   (ブログ開設日:平成21年9月15日)
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先日、私が山手線に乗っていた時のことです。

私は多少込んでいる電車の中で、つり革につかまったまま、いつも通り、本を読んでいました。

私の斜め前の席に座っていた年配の男性が、年配の女性に席を譲っている姿が、ふと目に入ってきました。

男性は、女性が自分より年上だから席を譲ったのか、「レディファースト」で席を譲ったのかは分かりませんでしたが、“紳士の振る舞い”に、私は感激しました。

すると、その男性の隣の席に座っていた20歳前後の女の子が席を立って、「こちらにお座りください」と、年配男性に席を譲ったのです。

私は「最近の若者も捨てたものじゃないな!」と思いました。

ところが、その年配男性は女の子が譲ってくれた席に座ろうとしませんでした。

私は内心「この男性も、女の子の折角の厚意に応えてあげてもいいのに・・・。この子はきっと勇気を出して席を譲ったんだろうに・・・」と思いました。

誰も座らない、ポツリと空いた席が一つ・・・。

私は「この子の厚意を無駄にするのもかわいそうだし、(考え過ぎかもしれませんが)今回の“経験”に懲りて、この子が席を譲らない人になっても困るしな・・・」と(余計なお節介ですが)思いました。

ふと、私の右隣に年配男性が立っていることに気づきました。

「こちら、空いていますから、.どうぞ!」と、私はその男性に席を勧めました。

この年配男性は、吾々の気持ちを「察知」してくれたのか、席に座ってくださいました。


この話から私が言いたいことは、私の行為は、20歳くらいの女の子の「勇気ある行為」があったからこそ、行えたんだということです。

また、席を立つという女の子の行為も、年配男性が年配女性に席を譲るという行為があったからこそ、行われたんだと思います。

私自身、人の「善意からの行為」は周りに伝わるということを、改めて体験しました。

総裁・谷口雅宣先生は、最新刊『“森の中”へ行く』の「はしがき」で、次のようにお説きくださっています。

<< ・・・(前略)・・・満員電車で老人に席を譲るような“正しい行い”は、それ自体が偉大な力をもっている。

  本当は自分でやりたくても、いろいろな理由をつけて実行しない行為を、目の前で他人がした時、自分の中の“本心”に多くの人が目覚めるに違いない。・・・(後略)・・・ >>

      (同書5~6頁)

誰もが他人の“正しい行い”に接したときに、「この人は素晴らしいな!」と感じたり、「自分も見習いたいな!」と思ったりした経験はあると思います。

自分自身で“正しい(と考える)行い”をしたときに、自己の“本心”が喜ぶ瞬間を、誰もが味わったことがあると思います。

先ほどの電車内は、何とも言えない“ほのぼのとした”雰囲気になりました。
 

※この記事は、私のツイッターの「4つのツイート」を元に、お幅に加筆して作成しました。

 

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HN:
近藤 慎介 (こんどう のりゆき)
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性別:
男性
職業:
宗教法人「生長の家」本部職員
趣味:
自分を高めること、読書、サッカー、柔道、英語、認知科学など
自己紹介:
滋賀県出身

東京都在住

千年以上続く、真言宗(高野山真言宗)の寺院(岡山県)の家系に生まれる。

真言宗の僧侶である祖父(権大僧正)と伯父(大僧正)を持つ(ともに大阿闍梨)。

昭和前期に、父方の祖母と母方の祖父が生長の家に触れる。

母より生長の家のみ教えを伝えられ、青少年練成会(小中高生向けの合宿形式のつどい)に参加する。

大学卒業後、民間会社に勤務の後、平成18年5月に宗教法人「生長の家」本部に奉職する。

平成22年3月、本部講師を拝命、現在に至る。

平成22年7月、生長の家教修会(生長の家の学会)で、「今日の自然観(心理学の視点から)」についての発表担当を務める。


<マイツイッター>(ブログ形式)
http://twilog.org/Shingon_Sni



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