[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2006年3月に、第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本代表を初代王者(世界一)に導いた、王貞治監督。
シリーズ途中での敗戦に屈することなく、チームが一丸となって戦い、決勝戦で、強敵キューバを破って世界一に輝きました。
普段、野球を観ない私ですが、WBCは、第一ラウンド、第二ラウンド、決勝ラウンドと、手に汗を握りながら、テレビで日本代表を応援していました。
日本人の多くが勝利に歓声を上げ、敗戦に肩を落としていたことだと思います。
私は、年齢的に、王監督の選手時代をほとんど覚えていませんが、小学生の頃に、少年向けの雑誌に連載されていた『巨人の星』?(『巨人君』?)という漫画を読んでいたことがあり、王監督は非常に好きな選手(監督)でした。
そんな王監督ですが、数年前に胃ガンで入院されたことがありました。
王監督は、胃ガンの手術が成功し、無事退院されたときに、次のように話されていました。
「また、チームに戻って、優勝する喜び、負ける悔しさを味わいたい!」
一見すると、何でもない台詞ですが、非常に深い言葉だと感じました。
普通に考えると、「優勝する喜び」や「試合で勝つ喜び」を味わいたいということは、もちろん分かりますし、誰もがそう思います。
でも、王監督にとっては、「優勝する喜び」はもちろん、「負ける悔しさ」を味わうことも含めて、野球なんだということです。
愛する野球で、優勝しようが、試合に勝とうが負けようが、マスコミや観客に褒められようが貶されようが、「それが野球の楽しさだ!面白さだ!」 「味わい深いものなんだ!」 ということです。
王監督は、本当に心底、野球を愛していらっしゃるんだなと感じました。
王監督の台詞から、吾々自身が、人生や毎日の生活、仕事、学校、生長の家の信仰や活動、何らかの目標に取り組むこと等において、一見すると「喜び」と思えることや「悔しさ」と見えること、いずれにおいても、十分に「味わい楽しんで」いるだろうかと考えさせられました。
野球の日本代表に限りませんが、国を代表して試合等に出場される選手やチームの皆さんのことを、私は大変誇りに思うとともに、いつも大きな勇気をもらいます。
間もなく始まる「冬季オリンピック」でも、出場される選手の皆さんやチームが、今まで練習されてきた成果を、存分に発揮されることをお祈りいたします。
先生のほかのカテゴリーも少しづつ拝読させていただきたいと存じます。
>喜びも悔しさも味あう!しかも 楽しんで!! その内容の深さに感動を覚えました。すべて味わい尽くして魂の糧にできたら、無敵ですね。
>先生のほかのカテゴリーも少しづつ拝読させていただきたいと存じます。
東京都在住
千年以上続く、真言宗(高野山真言宗)の寺院(岡山県)の家系に生まれる。
真言宗の僧侶である祖父(権大僧正)と伯父(大僧正)を持つ(ともに大阿闍梨)。
昭和前期に、父方の祖母と母方の祖父が生長の家に触れる。
母より生長の家のみ教えを伝えられ、青少年練成会(小中高生向けの合宿形式のつどい)に参加する。
大学卒業後、民間会社に勤務の後、平成18年5月に宗教法人「生長の家」本部に奉職する。
平成22年3月、本部講師を拝命、現在に至る。
平成22年7月、生長の家教修会(生長の家の学会)で、「今日の自然観(心理学の視点から)」についての発表担当を務める。
<マイツイッター>(ブログ形式)
http://twilog.org/Shingon_Sni
<人生の7つの目標>
1.自分の使命と役割を全うする
2.人間の差別を克服する
3.人類の飢餓を克服する
4.宗教・宗派間の融和を実現する
5.自然と人間との大調和を実現する
6.世界の永久平和を実現する
7.地上極楽浄土を実現する