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生長の家は、2012年度に、八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)の“森の中”に、国際本部を移転することになっています。

これは、「人間が自然の仲間入りをさせてもらい、森の機能を活かしたまま業務を遂行し、自然と人間が共存共栄する社会を目指す“自然と共に伸びる運動”の一層の伸展を目指」(生長の家ホームページ 【ニュースリリース】 「自然と人が共生する国際本部建設へ」より)すものです。

“森の中のオフィス”の建設予定地の近くには、俳優の柳生博(やぎゅうひろし)氏が整備された、自然の雑木林の良さを体験できる「八ヶ岳倶楽部」など、森と人との調和を意図した様々な施設があります。

最近、柳生博氏のご著書「八ヶ岳倶楽部Ⅱ それからの森」(講談社、2009年8月刊)を読みました。

ここで、「柳生氏流のエコロジー」についてご紹介します。

柳生氏は、30数年前、世の中に「エコ」という言葉がなかった時代に、八ヶ岳南麓の地に、家族とともに「移住」されました。

そして、近隣の人工林からもらい受けた多様な広葉樹を、敷地内に移植し、見事な雑木林を造り上げられたのです。

柳生氏は、現在、芸能活動や講演活動の傍ら、八ヶ岳でギャラリー&レストラン「八ヶ岳倶楽部」の経営と「作庭」をされています。

2004年からは、日本野鳥の会の会長を務め、会の活動にも勤しまれています。

上掲書の中から、少しご紹介いたします。

「里山の中で自然と折り合いをつけながら、季節の移ろいを感じながら、田んぼや畑、そして森の中にいる生き物たちをよく見て関係性を知る。
そうすると自分たち人間も、大いなる自然の中のごく一部だということに気づくはずです。
そんな謙虚さや、慎ましやかな誇り高さはとても大事なことだと思います」
  (同書108頁)

「何もしないでは得ることができない確かな価値がそこにある。
懐かしい風景ってそういうものだと思うのです。
確かな未来は、人間が“生き物”としての感覚を取り戻した先にあるのです。
そう、そろそろ人間以外の生き物たちのことも考えましょうよ」
  (同書158頁)

同書に掲載されている、自然と触れられる柳生氏やスタッフたちの姿を見ると、非常に生き生きとされ、表情も清々しく、穏やかでした。

「これが“本来の場所”に帰った人間の姿なんだ!」と感じました。

柳生氏たちの森の中での「ありのままの生活」から、吾々人間が自然(森)と触れ合うことで、現代的な生活の中で失った、人間の“本来の姿”を取り戻すことができること、自然には、人間の「心のバランス」を取り戻すことができる“不思議な力”があることなどを、改めて学びました。

同書を読み進めると、自然界のいのちの鼓動や、森の中での生き物の息遣い、自然の移ろいなどが、目の前にありありと感じられ、映し出されてくるのを感じました。

あたかも、自分自身が自然(森)の中に実際にいるかと錯覚するほど、非常に高い「臨場感」を感じました。

時は流れ、「八ヶ岳倶楽部」を訪れる人は年間10万人を超えていると言います。

同書には、都会で生活していたときには、対人関係が苦手だった女性が、八ヶ岳に来て、人が変わったように表情が豊かで朗らかになり、人と接することが好きになったなど、自然と人間との関係を示唆する、感動的な話も載っています。

みなさんも、人間と自然との「折り合い(おりあい)」の仕方、そして、自然と人間が「折り合う」ことで得られる、人類の「豊かな未来図」を考えてみてはいかがでしょうか?

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プロフィール
HN:
近藤 慎介 (こんどう のりゆき)
HP:
性別:
男性
職業:
宗教法人「生長の家」本部職員
趣味:
自分を高めること、読書、サッカー、柔道、英語、認知科学など
自己紹介:
滋賀県出身

東京都在住

千年以上続く、真言宗(高野山真言宗)の寺院(岡山県)の家系に生まれる。

真言宗の僧侶である祖父(権大僧正)と伯父(大僧正)を持つ(ともに大阿闍梨)。

昭和前期に、父方の祖母と母方の祖父が生長の家に触れる。

母より生長の家のみ教えを伝えられ、青少年練成会(小中高生向けの合宿形式のつどい)に参加する。

大学卒業後、民間会社に勤務の後、平成18年5月に宗教法人「生長の家」本部に奉職する。

平成22年3月、本部講師を拝命、現在に至る。

平成22年7月、生長の家教修会(生長の家の学会)で、「今日の自然観(心理学の視点から)」についての発表担当を務める。


<マイツイッター>(ブログ形式)
http://twilog.org/Shingon_Sni



<人生の7つの目標>

1.自分の使命と役割を全うする

2.人間の差別を克服する

3.人類の飢餓を克服する

4.宗教・宗派間の融和を実現する
5.自然と人間との大調和を実現する

6.世界の永久平和を実現する

7.地上極楽浄土を実現する

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