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このブログは生長の家の真理普及のために運営していますが、内容や発言はすべて私個人に責任があります。宗教法人「生長の家」の公式見解ではありませんので、予めご了承ください。 ご不明な点は、shingonsni@gmail.com までお問い合わせください。   (ブログ開設日:平成21年9月15日)
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以下の文章は、2008年1月号の普及誌『理想世界ジュニア版』の「はーとのハーブ便」に掲載したものに、若干、加筆したものです。

なお、『ジュニア版』の主な読者であった中高生に向かって書いています。

※普及誌『理想世界ジュニア版』:
   平成22年3月号まで中高生向けに発行されていた生長の家の雑誌。
   現在は、普及誌『日時計24』(主に12 歳~24 歳までの青年対象)となっている。

  他に『いのちの環』誌と『白鳩』誌の2誌がある。

    リンク先より、ページの一部が「立ち読み」できます。


琵琶湖の清掃で見えたこと

生長の家では、美しい地球を未来に遺すために、地球環境保全のための様々な活動や取り組みを行っています。

中高生の皆さんから見れば、お祖父さんやお父さんの世代に当たる「相愛会」という男性の組織でも、子や孫である青少年世代、さらには未来世代の人類の幸福のために、“美しい地球”を子供たちや未来の人類に遺そうと、生長の家の運動と活動に取り組んでいます。


私が故郷の滋賀県に住んでいた平成17年の夏、琵琶湖の「湖岸清掃」を、約20名の相愛会のメンバーで行いました。 

約2時間にわたる清掃作業で湖岸一帯はきれいになりました。

230122-biwako01.jpg







(滋賀県の中央部、近江八幡市から臨む琵琶湖)

※上記写真は、あくまでイメージです。

ところが、1ヶ月も経たないうちに大型の台風がやってきて、琵琶湖の岸辺一帯には大量のゴミが打ち上げられてしまったのです。

ゴミは全て無くなっていたはずなのに、これらのゴミは一体どこから来たのでしょうか?!
 
実は我々が「湖岸清掃」できれいにしたのは、日常的に目に見えていた箇所だけだったのです。

琵琶湖の底には大量のゴミが蓄積しており、それらが台風によって岸辺に打ち上げられてしまったのです。

つまり、戦後の日本人の長年にわたる大量生産・大量消費・大量廃棄のライフスタイルの中で捨てられた、ゴミという“業”(人間の行いの蓄積)が、琵琶湖の底には大量にたまっていたのです。

恐らく、この台風によって打ち上げられたゴミはごく一部に過ぎず、湖底にはまだまだ膨大な量のゴミが堆積しているはずです。


昨年(平成19年)の夏に、北海道小樽市の国定公園(赤岩海岸周辺)で行った「海岸清掃」(参加者約100名)でも同じことが言えました。

清掃を始める前は、海岸周辺に“落ちている”ゴミを拾うものとばかり思っていました

しかし、実際には海底に“沈んでいた”ゴミで、1年前の台風によって海岸に“打ち上げられた”ものを拾い集めるというものでした。

明らかに海水浴客が捨てていったと思われるゴミ、漁業で使用した発泡スチロールの粉砕したものなどが多数、海岸に打ち上げられていました。

ゴミの中には、日本語のパッケージが付いたものはもちろんのこと、中国語やハングルで書かれたものなどが多数ありました。

その量たるや膨大なもので、徹底して行えば大勢で行っても、何週間もかかりそうな程でした。
 

これらの清掃活動により、人類の行為によってどれだけ自然環境が汚されているか、地球環境がいかに危機的状況にあるかを体感しました。
 

“足元”からの環境問題への取り組み

最近、インターネットやテレビ、新聞等でも地球環境問題を扱ったものを目にしない日はありません。

中高生の皆さんにとっても、非常に関心のあるテーマだと思います。

マイバッグやマイ箸の持参など、日常生活の中で“自分にできるところ”から、つまり“足元”から地球環境に配慮した取り組みを行っている方も大勢いらっしゃることでしょう。

それぐらい、人類全体にとって、今や地球環境問題は喫緊の課題なのです。
 

生長の家では、「環境は自己の心の影である」 「すべては自己の責任である」と説いています。

地球環境問題が発生しているのも、やはり吾々人間の「心の影」であり、「自己の責任」なのです。
 
これまで地球環境問題にあまり関心がなかった人も、自分には関係ないと思っていた人も、まずは身近なところの「ゴミ拾い」から始めてみましょう! 

自分が住んでいる地域や郷土を美しくすることで、清々しい達成感のようなものが感じられます。

すると、自分自身が大自然や地球環境に生かされていることを改めて実感できます。

そして、美しい郷土や日本の国土、地球環境を未来の世代に遺して行きましょう!

230122-biwako02.jpg







(滋賀県の北西部、高島市から臨む琵琶湖)

※上記写真は、あくまでもイメージです。
 
 

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プロフィール
HN:
近藤 慎介 (こんどう のりゆき)
HP:
性別:
男性
職業:
宗教法人「生長の家」本部職員
趣味:
自分を高めること、読書、サッカー、柔道、英語、認知科学など
自己紹介:
滋賀県出身

東京都在住

千年以上続く、真言宗(高野山真言宗)の寺院(岡山県)の家系に生まれる。

真言宗の僧侶である祖父(権大僧正)と伯父(大僧正)を持つ(ともに大阿闍梨)。

昭和前期に、父方の祖母と母方の祖父が生長の家に触れる。

母より生長の家のみ教えを伝えられ、青少年練成会(小中高生向けの合宿形式のつどい)に参加する。

大学卒業後、民間会社に勤務の後、平成18年5月に宗教法人「生長の家」本部に奉職する。

平成22年3月、本部講師を拝命、現在に至る。

平成22年7月、生長の家教修会(生長の家の学会)で、「今日の自然観(心理学の視点から)」についての発表担当を務める。


<マイツイッター>(ブログ形式)
http://twilog.org/Shingon_Sni



<人生の7つの目標>

1.自分の使命と役割を全うする

2.人間の差別を克服する

3.人類の飢餓を克服する

4.宗教・宗派間の融和を実現する
5.自然と人間との大調和を実現する

6.世界の永久平和を実現する

7.地上極楽浄土を実現する

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